松かさは水につけると傘を閉じ、逆に乾燥するとよく開きます。
このメカニズムを利用して、山火事に依存した種子分布を行う種もあるそうです。アメリカのヨセミテ国立公園に生えている、コントルタマツは、山火事になると、硬い松かさを開いて種を地面に撒き散らします。
日本でよく見かけるアカマツやクロマツは風による種子分布を行います。種子の成熟に二年かかるそうです。成熟すると、松かさが反り返り、開いた状態になります。
ハイマツやチョウセンゴヨウは動物による種子分布を行います。種子が成熟しても松かさは開かず、動物が種子を捕食する際に、松かさごと運ばれるとのことでした。
松ぼっくりの発芽について、山火事で開くと言ってしまいましたが、⁇と思って調べてみました。
以前、アメリカの国立公園は山火事が起きても消火活動は行わない。なぜなら松ぼっくりが…というテレビ番組をみて。その印象が強かったのでした。
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